季節のおすすめスキンケア vol.25

5月の紫外線は夏より手強い!
今こそ始めるUVケア  

新緑がまぶしく過ごしやすい陽気が続く5月。でも実はこの時期、肌にとっては“見えない敵”が潜んでいる季節でもあります。それが「紫外線」。5月の紫外線量は真夏並みとも言われており、気づかないうちに肌にじわじわとダメージを与えてしまうことも。あらためて正しいUVケアの方法を知っておきましょう。

 

 5月の紫外線ってどう違うの?

5月はまだ汗ばむほど暑くもなく、日差しもそれほど強く感じないため、「そこまで紫外線を気にしなくても大丈夫かな?」と油断しがちです。でも実際は、シミやそばかすの原因になる「UV-B」が急増し始めるのがこの時期。さらに肌の奥にダメージを与え、ハリや弾力を奪う「UV-A」は4月ごろから真夏並みなのです。つまり、5月は肌の「表面」と「内側」の両方に紫外線ダメージが入り込んでくる、見えない“攻撃”が始まる時期ということなんです。

 

 うっかり日焼けを防ぐために 正しい日焼け止めの塗り方

すでに日焼け止めを塗り始めている方も多いかと思いますが、正しく塗らないとしっかりと効果を感じられないことも。塗り方を少し見直すだけで、紫外線カットの効果がぐんと高まります。

STEP.1 思っているより「多め」に塗るのが正解

日焼け止めのパッケージには、使用量の目安が書かれています。たとえば、ジェルやクリームタイプなら「パール2粒分」、ミルクタイプなら「1円玉2枚分」など。意外と多く感じるかもしれませんが、量が足りないと十分な効果が出ないので注意しましょう。

STEP.2 顔の5点において、やさしくくるくる

手のひらに出した日焼け止めを両頬、額、鼻、あごの5か所におきます。中指と薬指の腹を使ってクルクルと円を描くようにやさしく伸ばします。クルクルすることで、肌のきめの中まで日焼け止めが入り込み、ムラなく紫外線をブロックします。 

STEP.3 重ね塗り&塗り残し防止がポイント

さらに適量を手にとり重ねづけをします。日焼けしやすい頬、鼻、額は念入りに。塗り残しがちな髪の生え際、フェイスライン、まぶた、小鼻の際にもしっかり塗ります。首、首の後ろ、耳にも伸ばしましょう。

 

 日焼け止めの前後はしっかり保湿

梅雨前の今の季節はカラッとした気候の日が多く、また冬から春の乾燥による肌への影響が残っている時期でもあります。肌に水分が足りていないと、乾燥を防ごうと皮脂が過剰に分泌され、日焼け止めが落ちやすくなってしまいます。日焼け止めの効果を十分に得るにはしっかり保湿された肌に塗ることが大切なのです。 また、十分にうるおっている肌は水分と油分のバランスが整い「バリア機能」が正常に働いています。「バリア機能」がしっかりしている肌は紫外線の影響を受けにくいのです。日焼け止めを落とした後もしっかり保湿して「バリア機能」を維持しましょう。

気温が上がってきてベタつきが気になるからといって化粧水だけでは不十分。補った水分が蒸発しないようにフタをしてあげましょう。洗顔後、化粧水でたっぷり保湿したらバオバブ美容オイルを1、2滴手にとって広げ、顔全体を包み込むようにしてなじませます。バオバブ美容オイルは皮脂に近いバランスの脂肪酸を含んでいるのでスムーズに肌になじみます。

 

春の心地よい陽気に油断していると、知らぬ間に肌は紫外線の影響を受けています。日焼け止めを正しく使うことはもちろん、日々の保湿ケアを怠らず、紫外線に負けない健やかな肌を育てていきましょう。今から丁寧なケアを習慣にすることで、数か月後の肌に大きな差が生まれます。紫外線に負けない肌づくり、ぜひ今日から始めましょう!

 

美容ライター
鶴崎麻奈 日本化粧品検定1級

 

今回ご紹介したアイテム

¥3,960
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