健康&美容の大敵!気になる“冷え”を解消

季節のおすすめスキンケア vol.19

健康&美容の大敵!
気になる“冷え”を解消

ポカポカした陽気の日もあれば、冬の訪れを感じる日もあり、11月は寒暖差が激しい時季です。

これから気になるのが「身体の冷え」。足先や指先が冷えたり、血行が悪くなって肩が凝ったり、ひどくなると内臓の働きが悪くなって、腹痛や便秘の原因になることも。それだけでなく冷えは肌にも悪影響を与えることもあります。

女性は男性に比べ熱を生み出す筋肉量が少なく、温まりにくい皮下脂肪が多いので、身体が冷えやすいと言われています。一度冷えてしまうと何をやっても温まらず、ツライ思いをしている方もいらっしゃるのでは?冷えを感じる前に冷やさないことが大切です。冬を迎える前に身体の外と内から温める方法をご紹介します。

 

「首」「手首」「足首」を温めて効率の良い冷え対策

首、手首、足首は皮膚が薄く、太い血管やリンパが通っているので、そこが冷えると体全体の冷えにつながってしまいます。逆にその部分を温めることで、全身に温かい血液を巡らせることができ、全身がポカポカしてきます。外出するときはタートルネックやネックウォーマーで首を温め、手首や足首が外気に触れないように長めの手袋やソックスをつけるようにしましょう。また、血流が滞ると冷えにつながるので、体を締め付けるベルトや下着は避けるようにしましょう。

 

しょうがをプラスして身体の中から温める

温かいドリンクにしょうがをプラスするのも簡単で効果的。しょうがに含まれるジンゲオールやショウガオールはどちらも血行を良くし、身体を温める働きがあるといわれています。ホットミルクや紅茶にすりおろしたしょうが小さじ1、ハチミツ小さじ1を入れてよく混ぜていただきます。しょうがはチューブのものでもOKです。ドリンクだけでなく、スープやお味噌汁にしょうがを加えるのも手軽にできる冷え対策です。

 

 

美容効果UP!温めながらスキンケア

冷えは肌の調子にも関わりがあります。肌の温度が下がって血流が悪くなると栄養が行き渡らなくなり、肌の生まれ変わり=ターンオーバー機能が低下、くすみや乾燥の原因になってしまいます。また冷えた肌には美容成分が浸透しにくくなるといわれています。せっかく肌のケアをしても効果がでないのは肌の冷えのせいかも。肌を温めながらしっかり保湿してあげましょう。手のひらで温めた美容オイルを顔になじませて、肌の温度を上げてから保湿することで、美容成分の浸透力を上げることができます。

 

まず、スキンケアの前に手をこすり合わせてあたためます。次にバオバブ美容オイル2滴を手のひらに取ってひろげ両手を合わせて美容オイルを十分にあたためてから、手のひらで顔を包み込むようにしてなじませます。手の温かさを肌に移すようにゆっくりハンドプレスします。肌が温まったら、バオバブ美容液3プッシュ程を手に取り、指先に少しずつ取って、軽いタッチでクルクル円を描くように肌にのばします。目尻など小じわが気になる部分は、しわの中に美容液を入れ込むようなイメージで軽くなじませます。

 

温まった美容オイルがブースターの役割をしてくれるので、その後の美容液が肌に浸透するのを助けてくれます。先月ご紹介した、胸鎖乳突筋マッサージも効果的。マッサージをすることで巡りが良くなり、ポカポカするのを感じます。

  

冷えを解消することは、美容や健康にとって欠かせません。寒さで縮こまっているのはもったいない!身体を温めることで気持ちもポジティブになって、より輝く毎日を目指しましょう。

角質層まで
 
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美容ライター 鶴崎麻奈(日本化粧品検定1級)

 

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